今回は私がOSやブラウザ、Excelでよく使っているショートカットキーをピックアップして紹介します。
初心者の方はもちろん、中級者、上級者の方も新たな発見があるかもしれません。
他に便利なショートカットキーがあればコメントや – エックス[@haretokidoki_x]で教えてください。
- 簡単なショートカットキーを知りたい初級者の方
- よりショートカットキーを使いこなしたい中級者の方
- 新たなショートカットキーを発見したい上級者の方
事前説明
ヒント:開閉できるエリア
下記のようなエリアはクリックすると開閉可能っピ 👍
その1:ショートカットキーを確認した環境
OS | Windows 10 Pro |
OS -バージョン | 21H1 |
OS – OSビルド | 19043.1645 |
ブラウザ | Microsoft Edge(Chromium版) |
ブラウザ – バージョン | 100.0.1185.39 |
Excel | Excel for Microsoft 365 MSO 64ビット |
Excel – バージョン | 2203 |
Excel – ビルド | 16.0.15028.20178 |
その2:キーボードのキー配列について注意点
キーボードのキー配列について
メーカーや機種によって様々な種類のキーボードが販売されています。
多種多様なキーボードの中でポイントとなってくるのがキー配列(キーレイアウト)。
この記事ではキー配列がフルキーボードの製品を想定し入力方法を紹介しています。
特殊なキー配列のキーボードをお持ちの方は入力方法を読み替えてください。
特殊なキーボードの多くはコンパクトなキーボードや、
ノートパソコン備え付けのキーボード、タブレットのキーボードとなります。
キー配列により入力方法が異なる場合の例
画面キャプチャのショートカットキーをフルキーボードで入力したい場合は、
「Print Screenキー」を入力する事で実現できます。
一方、キー配列が特殊なキーボードで入力したい場合は、
「Fn(ファンクション)キー」と「Insertキー」を同時に入力すると実現できます。
*この例ではInsertキー内に”Print Screen”の文字が一緒に印字されているタイプのキーボードを想定。
その3:表のコメントに登場するパソコン用語について
- 文字入力カーソル
文字入力カーソルとはテキストエディタやExcelのセル内、ブラウザの検索バーなどで、
文字を入力する際に表示される起点のマーク(*)を指しています。
*アルファベットのアイマーク( I )が点滅してるマークの事を指す
- エクスプローラー
Windows OSでフォルダやファイルを操作する際のウィンドウの事を指しています。
- アクティブ
現在操作しているコントロールの事を指します。
具体的な例をあげるとOSのエクスプローラーやブラウザを複数立ち上げていた場合、
「アクティブウィンドウ」とは、現在操作しているウィンドウの事を指す。
また、別の例をあげると、とあるウェブサイトのアカウント新規登録ページを開いており、
個人情報の入力が必要のなるテキストボックスが複数あったとします。
そのような状況で現在、入力中のテキストボックスを指し「アクティブなテキストボックス」のように呼称。
その4:ショートカット一覧表の表記について
項目「動作有無」の「OS/ブラウザ/Excel」とは
ショートカットキーはソフトウェアによって動作するものと、しないものがあります。
今回、3種類のソフトウェアでショートカットキーの動作有無を記載。
動作する場合は「○」、動作しない場合は「×」と表記しました。
- OS:Windows OS
- ブラウザ:Google Chrome、またはMicrosoft Edge
- Excel:Microsoft Office Excel
ショートカットキーの表現方法について
- プラス(+)の組み合わせ
キーを同時に入力する事で動作するショートカットキー。
例えば”元に戻す”のショートカットキー「Ctrl + Z」では、
CtrlキーとZキーの同時に入力する事で実現できます。
- 右矢印(→)の組み合わせ
キーを順番に入力する事で動作するショートカットキー。
例えば”名前を付けて保存”のショートカットキー「Alt → F → A」では、
Altキー単体を押し、次にFキー単体を押す、最後にAキー単体を押すことで実現できます。
ショートカットキー一覧
初級編
基本的なショートカットキーを集めたっピ♪
中級編
知っておくと便利なショートカットキーを
集めたっピ♪
上級編
覚える優先度は高くないけど
便利なショートカットキーを
集めたっピ♪
ショートカットキー | 使用用途 | OS | ブラウザ | Excel | 使用条件 | 補足事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
検索後 → F3 | 次を検索 | ✔ | ✔ | 検索実行し検索ウィンドウを閉じた後に使用 | 同じキーワードで検索する際に不要なウィンドウを閉じて検索可能。 Shiftと組み合わせると逆回り。 | |
Shift + F10 | ショートカットメニューを表示 | ✔ | ✔ | ✔ | いつもで使用可能 | ショートカットメニュー(コンテキストメニュー)とは 右クリックにより表示される一覧の事を指す。 このショートカットをエクスプローラー上で実行した場合のみ 「パスのコピー」機能が表示される。 |
Alt + F4 | シャットダウンメニューを表示 | ✔ | デスクトップがアクティブの際に使用 | すべてのウィンドウを最小化(Winキー + D)と組み合わせることで 早くシャットダウンメニューを表示できる。 | ||
Shift + Ctrl + Esc | タスクマネージャを起動 | ✔ | いつもで使用可能 | - | ||
Ctrl + Alt + Del | 専用メニューが表示 | ✔ | いつでも使用可能 | - | ||
Ctrl + Esc | Winキーとして動作 | ✔ | いつもで使用可能 | Winキーがないキーボードで動作可能。 なお、通常Winキーとの組み合わせで行うショートカットは機能しない。 | ||
Winキー → 検索したいソフト名を入力 | インストールソフト検索 | ✔ | いつもで使用可能 | Winキー + Qでも同様に動作。 | ||
Winキー + R | “ファイル名を指定して実行”の ウィンドウを開く | ✔ | いつもで使用可能 | ローカルで長い参照先を指定する場合や共有フォルダを指定する場合、 コントロールパネルを立ち上げる場合(control)、 スタートアップを起動する場合(shell:startup)、 ペイントを起動する場合(mspaint)など色々、便利。 実行する際にCtrl + Shift を押しながらOKボタン もしくは、Enterキーを押すと”管理者として実行”できる。 | ||
Ctrl + Shift + ソフト起動 | 管理者として実行 | ✔ | いつでも使用可能 | わざわざ右クリック、コンテキストメニューから選択しなくても管理者権限で実行できるので便利。 名前を指定して実行 や アイコンをダブルクリック、スタートメニューで選択 などさまざまなシーンで実行できる。 | ||
Winキー + X | クイックリンクメニューを表示 | ✔ | いつでも使用可能 | スタートメニューのボタンを右クリックしても表示される。 Winキー + X → U でシャットダウンメニューが表示される。 | ||
Winキー + I | “設定”のウィンドウを表示 | ✔ | いつでも使用可能 | - | ||
Shift + Winキー + S | 切り取り&スケッチの起動 | ✔ | いつもで使用可能 | - | ||
Alt + Enter | プロパティの表示 | ✔ | 機能するソフト上で使用 | - | ||
Winキー + V | クリップボードの履歴を表示 | ✔ | いつでも使用可能 | - | ||
Shift + Esc | 文字入力変換中、変換前に戻す | ✔ | ✔ | ✔ | 機能するソフト上で使用 | - |
Winキー + . | 文字入力中、絵文字を表示 | ✔ | ✔ | ✔ | 機能するソフト上で使用 | ドット(.)を入力。 |
Shift + 左クリック | リンクを新しいウィンドウで開く | ✔ | Webページのリンクで使用 | - | ||
Ctrl + 左クリック | リンクを新しいタブで開く | ✔ | Webページのリンクで使用 | - | ||
Altを長押し + ドラッグで文字を選択 | リンクの文字列を範囲選択 | ✔ | Webページのリンクで使用 | 通常マウスの左クリックではリンク先が開くが Altを使用する事で文字選択。 | ||
Ctrl + J | ダウンロード一覧の表示 | ✔ | 機能するソフト上で使用 | - | ||
Shift + Ctrl + T | 最近閉じたタブを開く | ✔ | 機能するソフト上で使用 | もう一度、入力するとさらに過去閉じたタブを表示 | ||
Ctrl + 数字キー(1 ~ 9) | ブラウザのタブ移動 | ✔ | 機能するソフト上で使用 | 複数タブを開いているときに機能。 先頭のタブから数えて8番目までのタブに瞬間的に移動可能。 Ctrl + 9 だと最後のタブに移動するので、タブ間を頻繁に移動する際に便利。 | ||
Winキー + Tab | タスクビューの表示 | ✔ | いつでも使用可能 | 上段の+マークを押すことで新しいデスクトップを作成可能。 1画面目を作業系のウィンドウ、2画面目をアップデート系のウィンドウなど 作業用途に合わせて画面を分けると便利。 | ||
Ctrl + Winキー + 矢印左右 | 仮想デスクトップの移動 | ✔ | 仮想デスクトップが複数ある際に使用 | - | ||
Winキー + 1 ~ 9 、 0(10) | タスクバーにピン留めしたソフトの起動 | ✔ | いつでも使用可能 | 既に起動している場合はアクティブウィンドウとなる。 また 0 は左から数えて10番目のソフトを起動。 | ||
左上アイコンを ダブルクリック | 閉じる | ✔ | ✔ | 機能するソフト上で使用 | 左上のアイコンとはエクスプローラーやExcelなどソフトを開いた際に 左上に表示されているアイコンのことを指す。 最小限のマウス操作で閉じる事ができる。 | |
Winキー + , | すべてのウィンドウを透明 | ✔ | いつでも使用可能 | カンマ(,)を入力。 壁紙にショートカットキーの一覧などを設定しておくと便利? | ||
Winキー + + | 拡大鏡の起動 | ✔ | いつでも使用可能 | - | ||
Winキー + + | 拡大鏡で拡大 | ✔ | 拡大鏡を起動中に使用 | - | ||
Winキー + - | 拡大鏡で縮小 | ✔ | 拡大鏡を起動中に使用 | - | ||
Shift + クリック or ホイールクリック | ソフトを新規起動 | ✔ | 既に開いているソフトのタスクバーの アイコンを使用 | Shiftを押さずにクリックすると既に開いているウィンドウまたはウィンドウ一覧が表示される。 | ||
Shift + 右クリック | ウィンドウの一括操作 | ✔ | 複数開いているソフトのタスクバーの アイコンを使用 | すべて最小化やすべて閉じる、重ねて表示、並べて表示などが可能。 | ||
Alt + ↓ | フィルタ設定のリストを表示 | ✔ | Excel、フィルタ適用中の表の項目で使用 | リスト表示後、矢印とCtrl + スペースで選択と決定が可能。 | ||
セルの編集中 → 矢印上下 | 文字カーソルを先頭または末尾に移動 | ✔ | Excel、セル内が1行のみの際に使用 | HomeやEndでもできるが矢印の上下の方が入力しやすい。 また、Shiftと組み合わせると範囲選択も可能。 |
上級者のショートカットキーまで習得できれば何も言う事なしです。
ここまで記載しているショートカットキーをすべて習得されてる方は、
すさまじい速度でパソコンを操作できると思います。
そんな方は、次なるステップとしてマクロやバッチ、スクリプトなど、
自動化対応に着手すると、より効率化できそうです。
今後に作成予定のコンテンツ
ここまで文章でショートカットキーを紹介しました。
文字だけでショートカットキーを説明されてもイメージがつかみにくく、
わかりにくいと思います。
そんな方でも、わかりやすくショートカットキーを習得できるように、
下記のコンテンツを作成する予定です。
- 作成予定のコンテンツ一覧
- 各ショートカットキーのYouTube動画
- ショートカットキー一覧があるPDFファイル
- ショートカットキー一覧がある壁紙
まとめ
- よく使いそうなショートカットキーをコツコツ覚えましょう。
- OSのアップグレードによりショートカットキーが増えているので
日々、学習することで更に作業の効率化が可能
- ショートカットキーが習得後はマクロやバッチ、スクリプトなどで
作業の自動化ができると、より便利に
以上でこの記事は終わりです。
今回、ショートカットキーを調べたことで新たな発見もあり面白かったです。
特に面白かったのは「すべてのウィンドウが透明になる」でした。
用途がわからず笑ってしまいました😂
それでは、また次回お会いしましょう。
さようならー
バイバイッピー🎵
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