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NAS導入 第3章 カスタマイズB: QNAP TS-464-4GでRAID5を構築

前回のカスタマイズでメモリの増設が完了しました。この記事がシリーズ、最後の記事です。

最後はTS-464-4Gで搭載可能なスロットすべてを使用する4つのHDDを使ってRAIDグループ「RAID5」を構築していきます。

\ メモリを16Gに増設 /

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  • 同じ機種(TS-464-4G)の購入を検討されている方
     
  • QNAPで他のNASの購入を検討していて参考にしたい方
目次

今回の作業で必要だったもの

4つの6TB HDDでRAID5を構築

全体的な作業の流れ

おおきくわけて4つの作業を実施しました。

  1. フロントパネルやHDDスロットなど全て取り外す
     
  2. 購入したHDDをHDDスロットに取り付ける
     
  3. 最初に取り外していた部品を元に戻す
     
  4. RAID5の構築

手順1. フロントパネルやHDDスロットなど全て取り外す

以前の記事でHDDを搭載する手順でNAS本体のフロントパネルとHDDスロットの外し方を紹介しているため、
ここでは割愛。

前回はHDDスロット1のみ外していましたが、4つあるスロットすべてを外してください。
また、LANケーブルや電源ケーブル、(接続している場合)USBケーブルも外すと作業がしやすくなります。

手順2. 購入したHDDをHDDスロットに取り付ける

こちらも以前の記事でHDDを搭載する手順でHDDの取り付け方をを紹介しているため、
ここでは割愛。

購入したHDD、4つすべてをHDDスロットに取り付けました

手順3. 最初に取り外していた部品を元に戻す

手順1で取り外していたフロントパネルを元の状態に戻す。

手順4. RAID5を構築

STEP
QNAPの管理コーンソール(QTS)にログインし、「ストレージ&スナップショット」を起動
QNAP管理コンソール:ストレージ&スナップショットのアイコンを拡大表示
STEP
ストレージ&スナップショット の概要欄よりHDDが4つとも認識されていることを確認
ストレージ&スナップショットの概要:HDD1~HDD4が緑色で表示されている事を確認
STEP
左側のメニューより「ストレージ/スナップショット」を選択
ストレージ&スナップショット:メニュー「ストレージ/スナップショット」を強調表示
STEP
ストレージ/スナップショット の右上にある「新規ストレージプール」を選択
ストレージ/スナップショット:右上のボタン「新規ストレージプール」
STEP
開始ボタンをクリック
新規ストレージプール:事前説明の画面
STEP
任意の機能を設定して「次へ」

わたしは初期設定のとおり2機能とも無効状態で次へ進みました。

ストレージプールの作成ウィザード:プール機能を設定
STEP
ディスク選択にて任意のディスクをチェック

わたしは4つのHDDすべてチェックしました。

ストレージプールの作成ウィザード:ディスク選択 – すべてディスクをチェックする方法
STEP
RAIDタイプが「RAID 5」であることを確認し「次へ」
ストレージプールの作成ウィザード:ディスク選択 – RAIDタイプの確認
参考情報:RAID5以外に設定可能だったRAIDグループ

わたしの環境の場合は、下記の設定が可能でした。

  • JBOD(👈 これはRAIDを組まずにストレージプールを作成する場合に使用するとのこと)
  • RAID 0
  • RAID 1
  • RAID 5
  • RAID 6
  • RAID 10
ストレージプールの作成ウィザード:ディスク選択 – RAIDタイプの一覧
STEP
わたしの場合は設定では何も変更せずに「次へ」
ストレージプールの作成ウィザード:設定
STEP
これまでに設定した内容を確認し問題なければ「作成」
STEP
HDD内のすべてのデータが削除されることのメッセージにて「OKボタン」をクリック
ストレージプールの作成ウィザード:作成前の注意事項
STEP
(待ちが発生)
ストレージプールの作成ウィザード:ストレージプール作成している際の画面
STEP
ストレージプール1作成完了後、「新規ボリューム」ボタンをクリック
ストレージプールの作成ウィザード:ストレージプール作成完了のメッセージ
STEP
つづいてボリューム作成ウィザードに移り、任意のボリュームタイプを選択し「次へ」

わたしは「オンデマンド領域」を選択しました。

ボリューム作成ウィザード:タイプを選択
STEP
使用量の監視が必要であることのメッセージに対し「OKボタン」をクリック
STEP
構成のボリューム容量で「6TB」を入力し「次へ」

初期値は「2.57 TB」となっていました。

ボリューム作成ウィザード:構成
STEP
私の場合はスナップショットは何も変更せずに「次へ」
STEP
これまでに設定した内容を確認し問題なければ「完了」
ボリューム作成ウィザード:要約
STEP
(待ちが発生)
ボリューム作成ウィザード:ボリューム作成している際の画面
STEP
ボリューム作成中のメッセージに対して「閉じる」をクリック
ボリューム作成ウィザード:作成中のメッセージ
STEP
メニュー ストレージ/スナップショット で「準備完了(同期中)」であることを確認
ストレージ/スナップショット:ストレージプールが「準備完了(同期中)」
参考情報:作成完了までの残り時間を確認する方法

QTSの上部にあるメニューから「バックグランドタスク」を参照することで残り時間がわかります。

なお、下記の画面では「157時間」とありますが処理開始した直後だったためか大幅に変動しました。
少し様子見たあとは「9時間」と表記されていて、大体予定通り完了したことを確認。

バックグラウンドタスク:RAIDグループ 同期処理中
STEP
同期完了まで待った後、バックグランドタスクがなくなった事を確認
QTS:バックグランドタスクにて同期処理がなくなったこと

問題なくRAIDで運用できているか確認

STEP
ストレージ/スナップショット より 対象のストレージプール をダブルクリック
STEP
ストレージプールの管理画面よりRAIDタイプが「RAID 5」であることを確認

まとめ

おおきくわけて下記の4点を作業しました。

 

この記事で導入時の記事はおわりです。
QNAPのNASは多機能なので今後も運用していく中で面白いことができそうであれば、また記事で紹介しようと思います。

このNAS導入というシリーズ、6つの記事という長い構成の記事でした。ここまでご覧頂きありがとうございます。

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