こちらの記事で更新プログラムの問題でインストールできない事象がありました。
エラーが発生した更新プログラムは私の環境だと無理にインストールしなくてもよいということがわかったので、
今回、一時的に更新プログラムを非表示にする方法を調べました。
今回、使用するツールの情報が掲載されている、こちらの記事でお知らせがありました。
2025年に更新プログラムを非表示にするツールは廃止予定、つまりツールの提供はなくなりそう。
また、記事によるとMicrosoftは更新プログラムを非表示にすることは推奨していないとのこと。
以前のOS、Winodws 7 や Vista 、 XP ではWindows Update 画面上で非表示できたので、ツールが使用できなくなるのは少し不便になりそうですね。
Microsoft が推奨していないということなので、代替えのツールはおそらく開発されていないでしょう。
- Windows 10 ユーザーの方
(Windows 11 で動作するかは未検証)
- Windows Updateの更新プログラムを非表示、または再表示したい方
ツールのダウンロード
今回はMicrosoftから提供されているツール「 “Show or hide updates” トラブルシューター 」を使用します。
下記はツールの情報が掲載されている公式の記事です。
2015年7月30日に公開された記事のようなので、古い記事ですね。Windows 10 のリリース日が同年の7月29日ということなので1日差ですぐツールが提供されています。
ブラウザによってはダウンロードする際に警告が表示されるかもしれません。
私のメインブラウザー、Microsoft Edgeでツールをダウンロードしようとすると、下記のメッセージが表示されました。
(ちなみにGoogle Chromeでは、警告なく正常にダウンロードできました。)
このツールのダウンロードリンクは、
「 https://download.microsoft.com/download/f/2/2/f22d5fdb-59cd-4275-8c95-1be17bf70b21/wushowhide.diagcab 」
となり、Microsoftが使用している正式なドメイン「 “サブドメイン”.microsoft.com 」からダウンロードできるツール。
ブラウザによっては警告があるかもしれませんが、問題なく使用できます。
Microsoft Edgeでは、ダウンロードした際の動きがリダイレクトされていたり、HTTP通信だったりすると警告を表示する仕様とのこと。
警告の詳細は下記の記事をご確認ください。
ヒント:開閉できるエリア
下記のようなエリアはクリックすると開閉可能っピ 👍
補足情報:Microsoft Edge で警告を無視してダウンロードする方法
補足情報:ツールを動かした私のWindows環境について
下記の画像のとおり、Windows 10 Proでバージョンが22H2の端末で動作しました。
対応手順
一時的に更新プログラムを非表示にする方法
更新をチェックを押した直後、下記の更新プログラム「 KB5036580 」が表示されました。
この更新プログラム自体に問題はありませんが検証するため、今回は非表示の対象に。
拡張子「*.diagcab」聞きなれないですが、“トラブルシューティング パック キャビネット”という種類のファイルらしいです。
ファイルの解凍などはなくファイルをダブルクリックするとツールが起動します。
非表示対象の更新プログラムが解決済みとなっている事を確認してください。
言葉がわかりにくいですが、これで対象の更新プログラムが非表示になりました。
一時的に非表示にした更新プログラムを再表示
ヒント:開閉できるエリア
下記のようなエリアはクリックすると開閉可能っピ 👍
切り戻し手順
過去、このツールを使用し更新プログラムを非表示に変更した事がある環境で動作する手順。
前の工程で非表示にした更新プログラム「 KB5036580 」を再表示してみます。
補足情報:「You’re all set, there aren’t any hidden updates to show.」のメッセージが表示される場合
英語の通りですが、“過去、非表示にした更新プログラムが一つもないため、再表示できない。”というメッセージ。
再表示対象の更新プログラムが解決済みとなっている事を確認してください。
言葉がわかりにくいですが、これで対象の更新プログラムが再表示されました。
非表示にしていた更新プログラム「 KB5036580 」が表示されました。
参考情報
まとめ
この手順により不具合が発生し、いま適用する必要がない更新プログラムを問題なく非表示(無視)することができます!!
非表示したことを忘れないように、どこかにメモしておきましょう。
(おそらく、非表示になったことを忘却し適用されないまま脆弱性が残ってしまう可能性があるという事が、
Microsoftでこのツールを非推奨としている理由だと思われます。)
個人的にオススメなメモアプリは、スマホだとGoogle Keepで パソコンだとNotion ですね。
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