Ko-fi vs Buy Me a Coffee.
両者とも寄付型のクラウドファンディング プラットフォームです。
よく似たサービスの為、どちらを選択すべきか迷ったので、さまざまな観点から比較してみました。
導入を検討している方は、ぜひご参考ください。
- Ko-fi と Buy Me a Coffeeで悩んでいる方
- 両サービスの特徴を知りたい方
- ドネーション(寄付)・チップでの収益化に興味のある方
サービス内容
Ko-fiやBuy Me a Coffeeの総称として、寄付型クラウドファンディング プラットフォームと呼ばれています。
収益化の手法としてクラウドファンディングやドネーション(寄付)、投げ銭、チップなど様々な呼び方がありますが、
両サービスを簡潔に説明するとチップにより収益化が可能となるプラットフォームです。
サポーター(寄付者)の目線で両サービスをみた場合、「推しのクリエイターにコーヒーをご馳走できるサービス」です。
サポーターからコーヒーがご馳走されると言っても実物のコーヒー豆が届く訳ではなく、
コーヒー代という名目でチップを受け取れることができます。
個人的な考察:なぜコーヒー代を募るサービスなのか考えてみた
有名な収益化のプラットフォームとして、YouTubeのスーパーチャット(スパチャ/投げ銭)があります。
スーパーチャットでは100円〜50,000円までの範囲を1円単位で設定できます。
たとえば、知名度の高い配信者へスパチャを送る場合、ある程度の平均的な金額が定まっていて、かつ人気の配信者であればあるほど、
その金額が高額になりやすくサポーターへの負担も大きくなるので、投げ銭するサポーター側としてはYouTubeの敷居が高くなってしまいます。
一方、今回比較するKo-fiとBuy Me a Coffeeでは、少額のコーヒー代を募って収益化するサービスです。
その為、サポーターの負担が小さく敷居も低いので感謝の気持ちを伝えやすく、
コミュニティー全体が活性化しやすい良い理念を持ったプラットフォームだと言えます。
ただ、日本ではチップの文化が浸透していない為、メインの収益としては成り立たないと思われす。
あくまでも、感謝の気持ちを送り合う事を前提に利用できればと個人的には考えています。
Ko-fi とは
Ko-fiの読み方は「コーフィ、またはコーヒー」などです。
日本語が正式にサポートされていないため今後、読み方が変わる可能性があります。
このプラットフォームのサービス内容を要約するとオンライン版チップです。
サポーターからコーヒー代という名目で、チップが送られることでクリエイターは収益化する事ができます。
詳細は不明ですが、
サービス名「Ko-fi」の語源はWi-Fi(ワイファイ)を
モジって付けられた名前なのでしょうか。
おもしろい名前ですね。
Buy Me a Coffee とは
Buy Me a Coffee (BMC)の読み方は「バイ ミィ ア コーヒー」です。
英語を翻訳すると「コーヒーをおごって」となり、すごくわかりやすいプラットフォームの名前です。
Ko-fiと同様、日本語のサポートはなく表示言語やマニュアル、ヘルプにも日本語の表記はありません。
基本的なサービス内容はKo-fiと同様です。
直球なサービス名で分かりやすい名前です。
初めてこのサービスをみた人でも、
何となく何をするサービスか予想できそうですね。
サービス名がわかりやすいのは
初見のサポーターの方にも優しいっピ。
収益化につながりやすいというメリットもあるっピね。
サービスを比較
比較表
リリース日
サービスの名前
エックス(旧:ツイッター)のフォロワー
*2022年12月28年現在の件数
できること
プラットフォームの利用料金
プラットフォームの手数料
*別に決済システムの手数料もあり
サポーター側
単発チップでの会員登録
有料会員
有料会員特典
スマホアプリ
Buy Me a Coffee
Publisherr Inc無料posted withアプリーチ
WordPressプラグイン
サポーター側
決済プラットフォーム
クリエイター側
決済プラットフォーム
連携可能な外部サービス
両サービスを使ってみた
サービス利用者の使い方
両サービスともウェブ系のプラットフォームに寄付用のボタン(ドネーションボタン)を設置し、
寄付を募る事がメインの使用方法となります。
+αでコンテンツ(グッズなど)の販売も可能なようです。
実際のボタンとプロフィールページ
より詳しくサービスを比較する為、両サービスのアカウントを作成しました。
下記に実際のドネーションボタンとプロフィールページを紹介しています。
気になる方は、UIやウェブのデザインをチェックして下さい。
サポーターの使い方
私は勘違いしていたのですがドネーションボタンをクリックしても、すぐ寄付される事はありません。
ボタンを押すとプロフィールページが表示のみです。
寄付する場合は、各サービスのプロフィールページにあるボタンを押し進めて、
寄付する流れとなります。
また、双方ともボタンをカスタマイズできる機能がありましたので、合わせて紹介します。
Ko-fi
Ko-fiではボタン内のカスタマイズは細かく設定できないものの、
通常のボタンとイメージ形式のボタン、ウェジットを作成など、
設置できるオブジェクトの種類が多いです。
デフォルト
カスタマイズ
実際のプロフィールページ
Buy Me a Coffee
どちらのサービスを選択すべきか
“サービスを比較”にある注意事項でも記載しましたが、どちらのサービスが最適であるかは利用用途により変わります。
「すべての人にオススメするサービスはコレ」というような、断言はできません。
ここでは私が考えるケースごとにオススメするサービスを紹介します。
ケースごとのオススメ
私が選択したサービス
私が選択したサービスは「Ko-fi」です。理由は下記の通りです。
- 基本的にパソコンで作業すること
- 有料会員が条件だが単発チップの手数料を0%にできること
- 当面、サービスの利用頻度は低く分析機能は不要であること
- 関心のあるゲーム関連のプラットフォームと連携できること
- 長期的に見てコスパ(費用対効果)が良いこと
今後はKo-fiをメインに運用していこうと思います。
ただ、せっかくBuy Me a Coffeeのアカウントも作成しましたので、サブとして色々、試してみようと思います。
まとめ
- 両サービスで出来ることは、ほぼ変わらない
- 細かい内容で違いをあげるとすると下記3点
- サポーターからチップ受け取る際の手数料
- 無料会員で出来ること
- ボタンやプロフィールページなどのデザイン
- ご自身の使用用途をよく分析してからサービスを選択
以上で、この記事は終わりです。
はじめてドネーション系統のプラットフォームを触り、
いろいろ新鮮で楽しかったです。
今後も気づいた点があれば更新していこうと思います。
それでは、また次回お会いしましょう。
さようならー👋
バイバイッピー😋☕
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