\ Amazonのセール、完全に理解した! /

Google AdSense対応:税務情報を確認するために追加書類が必要

税法上の居住地が日本であることを証明するため、現住所で管轄している税務署より書類「居住者証明書」を手配し、
Google AdSense(グーグルアドセンス。以降、AdSenseと表記)に送信することで受理(承認)されました。

承認までに何度か否認された経験をもとに対応方法をまとめてみました。

なぜか否認されてしまうという方は、参考情報としてご覧ください。

AdSenseの審査で否認された際、ざっくりしたルールのみ提示されるので、具体的な否認の理由はわかりません。
(Google AdSense開始までのプロセスと同じですね。)

この記事では、私が試行錯誤した対応内容をまとめて整理したことを紹介していますが、

  • AdSenseの利用環境
  • AdSense側の担当者
  • 管轄の税務署における対応
  • 時間経過による変化点

など、様々な状況によって承認までのプロセスが変化する可能性があります。

そのため、本記事で掲載している方法で必ずしも成功するという保証はできません。
以降の内容は、あくまでも参考情報として頂き、ご自身でも調査した上でご対応ください

 

この記事はこんな方にオススメ!

  • 主にブロガーの方
     
  • AdSense利用者の方
    検証できていませんが、ブロガー以外でAdSenseを利用されているYouTubeの利用者も、
    部分的には共通点があり参考となるかもしれません。
     
  • AdSenseで否認されて税務情報(税法上の居住地)を確認するための書類が必要となっている方
    • AdSenseの初回メッセージ(メッセージ①)
      「お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。」
    • AdSenseの否認メッセージ(メッセージ②)
      税務情報を確認するために追加書類が必要です。税務情報が承認されるまでの間は、お客様の税上の居住国でデフオルトで適用可能な税制が適用されます。」
目次

結論

簡潔に書くと下記3つの対応により無事、AdSenseの審査が通り受理(承認)されました。

  1. 管轄の税務署より居住者証明書を取得(私は交付請求を郵送で対応)
     
  2. 取得した居住者証明書をプリンターでスキャンしPDFファイル(もしくは画像ファイル)とする
     
  3. AdSenseで税務情報の更新ボタン(👈 ここ重要!)で新しいフォームを作成し、居住者証明書(私の場合、PDFファイル)を送信

なお、税務署とのやり取りで取得する書類、居住者証明書は、発行料金など費用は発生しません
また、書類の取得は郵送でも対応可能な為、思ったよりも取得するまでの敷居は低かったです。

ただ、郵送で対応するにあたっては、レターパックを行き帰りの2部購入(郵送代)。
取得後、紙媒体の書類をデータ化(画像やPDFファイル)する為にプリンターで取り込む作業が必要、
スキャン機能があるプリンター所持していない場合は、公共施設にあるプリンターを使用する必要があったりと、
対応するために準備作業や諸費用がかかるのが、やや面倒でした。

時間はかかりますが、私は仕事を休まず対応したかった為、ローソンでレターパックを購入し、郵送で居住者証明書を取得しました。
また、プリンターを持っていないのでコンビニのプリンターを利用しPDFファイルとしてデータ化し、AdSenseに送信しています。

以降、詳しい内容をご確認ください。

時系列

ここでは紆余曲折あった対応履歴を事細かに紹介。
細かいことは不要でNG事例や対応方法など、すぐに知りたい方は 次の章にジャンプ してください。

しらたま

ヒント:開閉できるエリア

下記のようなエリアはクリックすると開閉可能っピ 👍

受理(承認)までの詳細な時系列
2023年12月8日:AdSenseより税務情報の提出を指示するメッセージが表示

AdSenseで本人確認のための手続きが必要とのメッセージあり。

2023年12月9日:AdSenseのメッセージ「シンガポールの税務情報をご提出ください。」(メッセージ①)

AdSenseの管理ページで下記のメッセージ(①)が表示。「税務情報の追加」の対応を行う。

メッセージ ①

ヘッダーのメッセージ
「お客様のお支払いは現在保留されています。お支払いをお受け取りになるには、お手続きが必要です。」

お支払い情報のメッセージ
「お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。」

引用元:当時のメッセージより
AdSenseのお支払い情報で「お支払いが遅れることなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください」とのメッセージ
画像:2023年12月9日、当時のメッセージ
補足情報:「税務情報の追加」の対応について

初回はいくつか税務情報に関する情報を入力し、”税法上の居住地” の ”税法上の居住国 / 地域”欄で「日本」を設定。
また、”居住者証明” 欄で “ドキュメントの種類を選択” を「その他の書類」で選択し、スマホのカメラで撮影した「運転免許証(表面)の画像を添付」し送信する。

送信した後、税務情報のステータスが「審査中」となり待ちとなった。

より詳細な補足情報:送信までの画面操作
STEP
表示されているメッセージをクリック

背景色:赤色、文字色:白色で表示されているメッセージ
お支払いに遅れることもなく、税金の源泉徴収も適切に行われるようにするために、できる限り早急にシンガポールの税務情報をご提出ください。
が表示されているエリアをクリックすることで次の画面に移動。

STEP
AdSenseのお支払い情報で「税務情報の追加」ボタンをクリック
AdSenseのお支払い情報、シンガポール、税務情報の追加ボタン
画像:税務情報の追加
STEP
「フォームを開始する」ボタンをクリック
AdSenseの「税務情報の追加」ボタン -> フォームを開始する
STEP
税務情報を入力し “その他の書類” として「運転免許証の画像」を添付し送信

添付した運転免許証は、表面をスマホのカメラで撮影した画像。

AdSenseの「税務情報の追加」ボタン -> フォームの入力情報
画像:入力した税務情報
STEP
AdSenseの“税務情報の管理内にある「シンガポール欄は承認済み」となり、
「税法上の居住地は審査中」となる

以上が、補足情報:「税務情報の追加」の対応について でした。

2023年12月22日:AdSenseより否認メッセージ

メールとAdSenseの管理画面の2つから、税法上の居住地が確認できなかったとして否認されました。

その際のメッセージ(②)は下記の通りです。

メッセージ ②

税務情報を確認するために追加書類が必要です。 税務情報が承認されるまでの間は、お客様の税法上の居住国でデフォルトで適用可能な税制が適用されます。

引用元:当時のメッセージ内容
補足情報:Google AdSense の “税法上の居住地” を確認すると「対応が必要です

Google AdSense お支払い -> 設定 -> 税務情報の管理 の“税法上の居住地”のステータスを確認すると、
対応が必要です」とのメッセージが表示。

AdSense、“税法上の居住地”欄のステータス「対応が必要です」
画像:Google AdSenseのステータス「対応が必要です」

以上が、補足情報:Google AdSense の “税法上の居住地” を確認すると「対応が必要です」 でした。

2024年1月 ~ 3月:何度か運転免許証でリトライするも否認

運転免許証を高画質で取り込んだり、表裏の両面を取り込むなど色々と試行錯誤しましたが、
変わらず②のメッセージが返ってくることを確認。

結果、運転免許証では “税法上の居住地” として認められず否認されることがわかった。

2024年3月1日:居住者証明書で受理(承認)されることが判明

対応の手掛かりとなる記事を見つける。

こちらの記事の内容を確認した結果、
メッセージ② を解消するためには「交付請求書兼、居住者証明書交付」を税務署に提出し、居住者証明書を取得が必要という事がわかる。
さらに、その書類をAdSenseに送信することで受理(承認)されることが判明。

X(旧:Twitter:同じ事象を解決した記事を見つけた当時のメモ
2024年3月2日:対応方針を決定

他の記事(※)も参考にして、郵送で居住者証明書を取得することを決める。
※ 後述の参考情報にすべて記載。

2024年4月6日:税務署に提出する書類の作成

詳細な手順を後述している為、ここでは割愛。

2024年4月7日:税務署宛ての書類をポストに投函

上記で準備した行きのレターパックを封緘(ふうかん)しポストに投函。

税務署に郵送したレターパックの写真
画像:税務署に郵送したレターパックの写真

なお、封緘する際は「〆」や「締」などのマーク(印)を書くがマナーだが、レターパックの場合は書いても書かなくてもどちらでもよいと情報もネットであり。
私は、封緘のマークを書きませんでした。

2024年4月9日:居住者証明書を入手!

税務署より青色レターパックが到着。
中身を確認すると、しっかりと税務署で押印(承認)された「居住者証明書」があった。

税務署より取得した居住者証明書(個人情報の部分はモザイク処理で加工済み)
画像:税務署より取得した居住者証明書(個人情報の部分はモザイク処理で加工済み)
2024年4月9日:カメラで撮影した居住者証明書の画像をAdSenseに送信

スマホのカメラで撮影した“居住者証明書”の画像を添付し、「不足しているドキュメントを送信する」のリンク経由で送信する

補足情報:スマホカメラで撮影した居住者証明書を送信した際の対応
STEP
AdSenseのホームで「[お支払い] に移動」のリンクをクリック
AdSenseのヘッダーメッセージ、「[お支払い]に移動」
画像:AdSenseのヘッダーメッセージ
STEP
お支払い情報に移動し、「税務情報の更新」ボタンをクリック
AdSenseのお支払い情報で「税務情報の更新」ボタンをクリック
画像:AdSenseのお支払い情報
STEP
税法上の居住地にある「不足しているドキュメントを送信する」のリンクをクリック
AdSenseの“税法上の居住地”で「不足しているドキュメントを送信する」をクリック
画像:AdSenseの“税法上の居住地”
STEP
“確認書類が必要です”の画面にある「アップロード」ボタンよりスマホで撮影した「居住者証明書」の画像を添付。
AdSenseのお支払い情報 -> 確認書類が必要です で アップロードボタン
画像:AdSenseのお支払い情報 -> 確認書類が必要です
STEP
「ドキュメントを送信」ボタンをクリック
AdSenseの“確認書類が必要です” で「ドキュメントを送信」ボタン
画像:AdSenseの “確認書類が必要です”
STEP
対応後、ステータスが「審査中」になったことを確認
AdSenseの“税法上の居住地”のステータス「審査中」
画像:AdSense -> 税法上の居住地 -> ステータス「審査中」

以上が、補足情報:スマホカメラで撮影した居住者証明書を送信した際の対応 でした。

2024年4月12日:AdSenseによりまた否認となる(メッセージ②)

否認のメールとメッセージあり。
メッセージの内容は再度、メッセージ② がメールとAdSenseの管理画面で表示。
➡ この結果を受け、おそらくスマホのカメラで撮影したデータとなる為、文字が視認しにくいと判断。
  複合機プリンターのスキャン機能でPDFファイルにしてから送付しようと考える。
  (最終的な結果からみると、これが根本原因ではなく別の方法でドキュメントを送信する必要があった。)

2024年4月12日:コンビニのプリンターで書類をスキャンしPDFファイル化

最寄りのセブンイレブンの複合機プリンター(マルチコピー機)を使い、居住者証明書を取り込みPDFファイル化する。

2024年4月12日:PDFファイルの居住者証明書をAdSenseに送信

「居住者証明書」のPDFファイルを添付し、「不足しているドキュメントを送信する」のリンク経由で送信

2024年4月15日:AdSenseによる審査の結果、またまた否認(メッセージ②)

否認のメールとAdSense画面メッセージ(②)が変わらず表示されてしまう。
➡ この結果をうけ、あらためて書類とAdSense、双方の入力情報に不備がないか確認するも問題ないことを確認。
  書類の送信方法に問題がないか調査を検討。

2024年4月15日:書類の送信方法に関する調査

AdSenseの “税法上の居住地” でメッセージ② が表示されているエリア内のリンク「不足しているドキュメントを送信する」で送信した際、
初回の送信時と違って “ドキュメントの種類” の選択項目がなかったことに気づく。

ここで仮説として、初回送信時に選択したドキュメントの種類の “その他の書類” がそのまま設定で残ってしまい、
“その他の書類” として「居住者証明書」が審査され否認となったのではないかと推測。
(結果的にこの推測が当たっていたと思われる。)

この推測のもとAdSenseのページ内を調べてみると、「不足しているドキュメントを送信する」ではなく、
そのすぐ下にある「税務情報の更新」ボタンを押し、新しいフォームで確認すると選択項目に「ドキュメントの書類」が存在することを確認。

2024年4月15日:送信直後にメール受信

「税務情報の更新」ボタンからフォーム作成画面を進み、ドキュメントの種類を「税法上の居住地の証明書」で設定しPDFファイルの「居住者証明書」を送信。
詳細な手順を後述している為、上記では簡易な内容で記載。)

なお、AdSense画面で送信した直後、AdSenseから下記メールを受信した。

AdSenseよりメールで「お客様の税表情の居住地における税務情報を変更しました」
画像:AdSenseより税務情報が変更されたことのメッセージを受信
2024年4月16日:AdSenseから税務情報が受理(承認)されたことのメールを受信

審査がとおり受理(承認)されたとのメールが届く。AdSenseの管理ページ上からもエラーがなくなっていることを確認。

AdSenseより「お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました」
画像:AdSenseより受理(承認)されたことのメッセージ

以上が 最初から受理(承認)まで時系列 でした。

NG事例の紹介

何度もAdSenseから否認を受けましたが、試行錯誤した結果、審査が通りました。

私が実際に改善した内容をもとに、どのような対応がNGにあたるのかを整理。
また、参考にさせて頂いたサイトのNG事例もあわせて紹介します。

税務署)居住者証明書の取得におけるNG事例

  • 税務署)居住者証明書:証明書の交付請求書を国税庁以外からダウンロードし、仮にそのファイルのフォーマットが古かった場合にNGとなる可能性あり【私の推測・予想】
    最新の書類を国税庁のホームページからダウンロードして対応が必要です。
     
  • 税務署)居住者証明書:書類の内容が誤っているとNG【参考サイトの事例】
    詳細は参考情報を参照。
     
  • 共通:AdSense送信用で居住者証明書のあて先をシンガポール以外(例:米国)にするとAdSenseの審査でNG【参考サイトの事例】
    こちらの記事にあるとおり、AdSenseの利用者はシンガポール宛て。YouTubeはアメリカ宛てとのこと。
     
  • 共通:居住者署名所の現住所 と Google AdSenseお支払い情報の住所 の表記が一致していない場合にNG【参考サイトの事例】
    こちらの記事にあるとおり、それぞれの住所が一致している必要があるとのこと。証明書を取得後は後から変更不可な為、AdSense側の住所を見直す必要あり。

Google)AdSenseの“税法上の居住地”の証明における
NG事例

  • Google)AdSense:運転免許証は “税法上の居住地” の証明とならない【私の事例】
     
  • Google)AdSense:初回の申請時に“ドキュメントの種類”を「その他の書類」で送信し否認、「不足しているドキュメントを確認する」経由で再送するとNG【私の事例】
    初回でドキュメントの「その他の書類」で選択していた場合、そのまま設定が残った状態で再送されるもよう。選択されたドキュメントの種類と実際の書類が異なっていた為、否認されていた。
     
  • Google)AdSense:取得した居住者証明書をスマホのカメラで撮影しAdSenseで送信するとNGの可能性あり【私の事例】
    カメラの性能や写真の解像度にもよるが、証明書をパソコンで情報を入力し作成すると文字サイズが小さい為、
    スマホのカメラで撮影した写真だと文字がつぶれてしまい読みにくくなる。

     
  • 共通:AdSense送信用で居住者証明書のあて先をシンガポール以外(例:米国)にするとAdSenseの審査でNG【参考サイトの事例】
    こちらの記事にあるとおり、AdSenseの利用者はシンガポール宛て。YouTubeはアメリカ宛てとのこと。
     
  • 共通:居住者署名所の現住所 と Google AdSenseお支払い情報の住所 の表記が一致していない場合にNG【参考サイトの事例】
    こちらの記事にあるとおり、それぞれの住所が一致している必要があるとのこと。証明書を取得後は後から変更不可な為、AdSense側の住所を見直す必要あり。

対応手順

A). 税務署に提出する書類の作成方法

郵送ではなく直接、税務署に行く場合は、下記の2点の書類を持参するとOKとのこと。

  • 書類「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)」
    印刷し手書き、もしくはPDF内にテキスト入力し印刷した紙媒体の書類を持参。
     
  • 本人確認できる書類
    下記のうち、いずれか1点を持参。
    • マイナンバーカード(個人番号カード)
    • 運転免許証
    • パスポート
    • 国または地方公共団体の機関が発行した顔写真付きの身分・資格証明書
STEP
現住所が管轄の税務署を調べる

こちらにある国税庁のホームページから自身が住んでいる場所(現住所)で管轄している税務署がわかります。

このサイトには、郵便番号・住所から調べる方法地図から調べる方法一覧から調べる方法 の3つがあるので、
ご自身が検索しやすい方法で探してみてください。

ちなみに私は郵便番号で調べました。

例)郵便番号「153-0064」 ➡ 目黒税務署

国税庁のサイトで現住所から管轄している税務署を調べることが可能
画像:管轄の税務署を調べることができるページ|国税庁
STEP
税務署に提出する書類を作成

下記の対応を実施。

  1. こちらの国税庁公式ページより、「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)入力用(PDF/211KB)」をダウンロード
     
    上記で記載した入力用のPDFファイルは、パソコンを使ってテキスト入力する場合に使用。

    パソコンではなく手書きしたい場合は「居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)印刷用(PDF/204KB)」を印刷して対応。
     
  2. パソコンで「居住者証明書交付請求書・居住者証明書」をテキスト入力し保存
    詳細な入力内容はこちらの補足事項で記載。
     
  3. 「居住者証明書交付請求書・居住者証明書」を2部印刷
    税務署の控えと送り返す用の書類2部が必要とのこと。
STEP
郵送で使用する封筒(レターパック)を購入【郵送対応の場合】

青色レターパックを行きの郵送用で1枚、帰りの返信用で1枚、合計2枚を最寄りのローソンで購入

1枚目、行きのレターパックのFromに私自身の住所を記入。Toに管轄の税務署の住所を記入。

なお、あて名は「○○税務署」で“様”を2重腺で取り消し「御中」とする。
(全体としては「○○税務署御中」となる。
 ちなみに私は、○○税務署 ご担当者様とした。誤りではないが御中とした方が適切と思われる。)

2枚目、帰りのレターパックはFromとToを逆にして記載し、半分に折り曲げて行きのレターパックに入れる。

レターパックを折り曲げた際の写真
画像:返信用のレターパックを半分に折り曲げた際の厚さ

なお、税務署から送り返して頂く、帰りのレターパックのあて先は自分宛となる為、
一般的には自身宛の欄にある「様」は2重の取り消し線を書き、「行」にするのがマナー。

STEP
申請するにあたって必要となる“その他の書類”を準備【郵送対応の場合】

交付請求書・証明書以外にも下記の2点を書類を準備し、行きのレターパックに同封しました。

  1. 本人確認の証明として運転免許証の裏表、両面をスキャンした書類を準備(必須書類
    下記のうち、いずれか1点のコピーで本人確認が可能とのこと。
    • マイナンバーカード(個人番号カード)
    • 運転免許証 ※私はこれで対応。
    • パスポート
    • 国または地方公共団体の機関が発行した顔写真付きの身分・資格証明書
       
  2. 送り状を作成(任意書類
    作成した目的は、税務署にレターパックの内容物を通知するために作成した。送り状に記載した内容は以下の通り。
    • 税務署に依頼したい内容
    • 同封した書類一覧
    • 電話番号(有事が発生したときの連絡用)
同封する書類一式を入れたクリアファイル と 返信用のレターパック(半分に折り曲げた状態)
画像:同封する書類一式 と 半分に折り曲げた返信用のレターパック
補足情報:私が実際に作成した書類を紹介
居住者証明書交付請求書・居住者証明書 は最新の書類を国税庁のページからダウンロードすること

参考までにサンプルの書類、「居住者証明書交付請求書・居住者証明書」を掲載していますが、
2024年4月現在のフォーマットで作成しています。

今後、フォーマットが新しくなった場合、古い形式で提出しても受け付けてもらえません

そのような状況にならないよう、ここで掲載しているサンプルはあくまでも参考情報として、
国税庁のホームページから最新のフォーマットをダウンロードして書類を作成ください。

送り状
居住者証明書の交付請求でakiGAMEBOYが使用した送り状
画像:送り状
居住者証明書交付請求書・居住者証明書(租税条約等締結国用)※ 入力用でPDFファイルに記録
居住者証明書の交付請求でakiGAMEBOYが使用した居住者証明書交付請求書・居住者証明書
画像:居住者証明書交付請求書・居住者証明書

居住者証明書交付請求書・居住者証明書 で入力したに内容は下記のとおり。

  1. 管轄の税務署名
    例)目黒税務署宛てであれば、「目黒」と記載。
     
  2. 請求日
    直接請求する日、もしくは郵送する日を記載。
     
  3. 現住所
    日本語と英語それぞれの現住所を記載。
    ※ AdSenseの支払い情報にある住所と一字一句差異がない事を確認。
      なお、AdSenseの支払い情報は後から変更可能な為、一番重要となるのがこの書類上で現住所を間違って記載しないこと!

     
  4. 請求者本人の氏名(日本語)
    日本語でフリガナおよび漢字で氏名を記載。
     
  5. 請求者本人の氏名(英語)
    英語で指名を記載。
     
  6. 提出先の国名
    「Republic of Singapore」と記載。
     
  7. チェックボックスのうち、上にある3つをチェック(✓)する
    • ☑ 請求者は租税の適用上日本国の居住者であること
    • ☑ 当該請求は専ら居住性の証明のためになされること
    • ☑ 本請求書の情報は真正かつ正確であること
       
  8. 証明書の請求枚数
    「 1 」と記載。
     
  9. 居住者証明書欄の記入欄
    「Republic of Singapore」と記載。

※ 他のサイトでは、“対象期間”を記入しないと審査が通らないと記載している情報もありますが、
  私の場合は記入せずに提出した結果、審査がとおり受理(承認)されて証明書が発行されました。

書類を発行するうえで必要となる本人確認のため書類
(私の場合は、運転免許証のコピー)
居住者証明書の交付請求でakiGAMEBOYが使用した本人確認書類のコピー
画像:本人確認書類のコピー

以上が、補足情報:私が実際に作成した書類を紹介 でした。

B). 居住者証明書をAで取得後、AdSenseへの申請方法

補足事項:「居住者証明書」を画像ファイル・PDFファイルとしてデータ化する必要あり

AdSenseで送る際は、居住者証明書をデータで送信します。
データで送信するにあたり取得した「居住者証明書」をプリンターで取り込みデータ化する必要があります。

プリンターにより取り込む際の操作方法は異なりますが、スキャン機能があるプリンターであれば、画像ファイルだったり、PDFファイルだったりに変換可能。

もし、ご自宅にスキャン機能のあるプリンターがない場合は、公共の施設のプリンターを使用することでデータ化できます。
プリンターがある施設は、コンビニ や ドラッグストアなどの商業施設にあり、それら公式サイトの店舗検索などを活用することでプリンターが設置されている店舗か事前にチェック可能。

  • 大手コンビニエンストア や ドラッグストア など商業施設
    • セブンイレブン – 店舗検索
      検索条件に「マルチコピー機」にチェックを入れて検索すると楽。
    • ローソン – 店舗検索
      検索条件に「マルチコピー機」にチェックを入れて検索すると楽。
    • ファミリーマート – 店舗検索
      絞り込み条件から探す → ① 探したい項目にチェックします → 「⊕ 設備・取扱いサービス」をクリックし、チェックボックス欄を開いて「マルチコピー」にチェックを入れて検索すると楽。
       
  • コワーキングスペース
    Googleマップの検索「コワーキング」などで検索
     
  • 図書館や市民センターなどの公共施設

以上が、補足事項:「居住者証明書」を画像ファイル・PDFファイルとしてデータ化する必要あり でした。

STEP
AdSenseのホーム、ヘッダーにある「 [お支払い] に移動 」をクリック
AdSenseのホームから「[お支払い] に移動」をクリック
画像:[お支払い] に移動
STEP
「税務情報の更新」ボタンをクリック
AdSense -> お支払い情報で「税務情報の更新」ボタンをクリック
画像:「税務情報の更新」ボタン
STEP
お支払い情報 -> 税法上の居住地、「税務情報の更新」ボタンをクリック
AdSenseのお支払い情報 -> 税法上の居住地 -> 「税務情報の更新」ボタン
画像:お支払い情報 -> 「税務情報の更新」ボタン
STEP
「新しいフォームの作成を開始」をクリック
AdSenseの“税務情報の更新” で「新しいフォームの作成を開始」をクリック
画像:“税務情報の更新” で「新しいフォームを作成」
STEP
「フォームを開始する」を選択
AdSenseの“税務情報の更新” で「フォームを開始する」をクリック
画像:「フォームを開始する」ボタン
STEP
リストボックス “ドキュメントの種類を選択” にて「税法上の居住地の証明書」を選択し、
書類の有効期限は「いいえ」を選択
STEP
「アップロード」ボタンで「居住者証明書」を添付する

私の場合、前回送信した際のPDFファイルがすでにアップロード済みの状態だった為、
この手順はスキップしました。

STEP
送信ボタンをクリック
STEP
AdSense 税法上の居住地 のステータスが「審査中」になった事を確認
送信後に税法上の居住地欄にあるステータスが審査中になったこと
画像:送信後にステータスが審査中になったこと
STEP
送信直後にメール「税務情報を変更しました」を受信
AdSenseより更新した税務情報が変更されたことのメールで受信
画像:AdSenseより税務情報が変更したメッセージあり
STEP
受理(承認)されたことのメールを受信

私の場合、申請してから2日後に受理(承認)されました。

AdSenseより更新した税務情報が受理されたことのメールで受信
画像:税務情報が受理(承認)されたことを確認
STEP
AdSenseのステータスでも「承認済み」であることを確認

以上が、対応方法 でした。
長く細かい手順の確認、おつかれさま 🍵 です。

参考情報

まとめ

  • 期日はなく急ぎではないもののAdSenseの支払いで問題が生じるとの事で今回、郵便で証明書を取得する方法により隙間時間で対応することができた
     
  • 最初、ドキュメントの種類を“その他の書類”で「運転免許証の画像」送信し否認された後、「居住者証明書のデータ」を再送する場合、不足しているドキュメントを送信する ではなく 「税務情報の更新ボタン」 で対応する必要あり
     
  • 紆余曲折あったものの最終的に税法上の居住地が日本である事の証明ができて安堵した

最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回の内容が少しでもお役に立てば幸いです 🤖

サポート募集中

この記事はお役に立てたでしょうか。現在、サポートを募集しています。
コーヒーを一杯 ☕ ご馳走いただけないでしょうか。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事をシェアする

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次