形状記憶の無いYシャツ(ドレスシャツ)や秋冬のアウター・ブルゾンなどの衣類で、
細かいシワが気になっていました。
今回、Panasonicの衣類スチーマー「NI-FS790-C」を購入してみたのでレビューします。
この製品の売りは、ハンガーでかけたままの状態でシワを伸ばせる衣類スチームができる事と、
アイロン台と当て布を使うプレス式のアイロンとしても使える2Wayタイプのアイロンという点です。
それでは詳しく紹介しています。
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- 衣類の細かいシワが気になる方
- メインで「時短で仕上がる衣類スチーマー」を使いたい方
- サブで「キレイに仕上がるプレス式アイロン」としても使いたい方
購入した商品
パナソニック(Panasonic)の衣類スチーマーの中で一番グレードの高い製品を購入しました。
このグレードの色はベージュとブラック(カームブラック)がありますが、
私は当時、安かった方のベージュカラーを選びました。
ヒント:開閉できるエリア
下記のようなエリアはクリックすると開閉可能っピ 👍
補足情報:衣類スチーマー・スチームアイロン・ドライアイロンの違い
今の時代は、アイロンを持っていない方も多いのではないでしょうか。ここ何年かでアイロンの種類が多く登場しました。
ご存じない方に向けて簡単にアイロンの違いについての解説します。
それぞれの特徴
衣類スチーマー | プレス式アイロン | ||
---|---|---|---|
種類 | 衣類スチーマー | スチームアイロン | ドライアイロン |
使用方法 | ハンガーにかけたまま当てる方法 | アイロン台を使用し上からプレスする方法 | アイロン台を使用し上からプレスする方法 |
シワの伸ばす手段 | スチームの熱と水分でシワを伸ばす | ※ スチームの効果でよりシワが伸びやすい | 熱と圧力でシワを伸ばす※ 内臓タンクはなくスチーム効果はない | 熱と圧力でシワを伸ばす
仕上がり方 | 立体的な仕上がり | ※ スチームで、より効果あり | パリッとした仕上がりパリッとした仕上がり |
内臓タンクの容量 | 容量は比較的少ない | 容量が比較的多い | タンクがない |
本体の大きさ | コンパクトでプレス面が狭い | 大型でプレス面が広い | 大型でプレス面が広い |
重量 | タンクはあるが軽いものが多い | タンク容量が多く大型で重い | 大型だがタンクがないので軽量 |
流行傾向 | 現在の主流で人気がある | コードレスタイプなどもあり種類が豊富 | 主流ではなく種類も少ない |
向いている用途 | 数着をサッとかけるのに最適 | たくさんの衣類を一度にかけるのに最適 | たくさんの衣類を一度にかけるのに最適 |
ちなみに今回購入した「NI-FS790-C」は、記事のタイトルの通り衣類スチーマーだけでなく、
プレス式アイロンとしても使用できます。
ただ、衣類スチーマーがベースとなっている為、得意な事や不得意な事があります。
詳しくは後述の特徴やメリット、デメリットで紹介します。
参考情報
パナソニック衣類スチーマーについて
今回、購入した「NI-FS790」を始めとするパナソニックの衣類スチーマーについて、
特徴やメリット、デメリットを上げていきます。
特徴
- 本体の形状は衣類スチーマーがベース
- メインの用途としては、衣類スチーマーとして使用
- サブの用途としてプレス式アイロンとしても使用可能
- スチームアイロンとして使用する場合
タンクに水を入れてアイロン台と当て布し、取っ手のスチームボタンを押しながらシワを伸ばす - ドライアイロンとして使用する場合
タンクに水を入れずアイロン台と当て布でシワを伸ばす
- スチームアイロンとして使用する場合
- プレス面が狭いので、一度にたくさんの衣類をアイロンするには不向き
- ハンガーで衣類をかけた状態でシワを伸ばせる
- スチームで脱臭や除菌効果あり
メリットとデメリット
メリット
- 忙しい朝にサッとシワを伸ばしたいときに便利
- 場所を選ばずに使用可能
- (衣類スチーマーとして使用する場合)アイロン台や当て布などの付属品は不要
- 頑固なシワがある場合にプレス式としてアイコンがけ可能
- 洗いにくい衣類にも簡単に使用できる
- スチームを使用する事で脱臭と除菌の効果がある
- 電源オンしてから約20秒と短い時間で使用が可能となる
※ 他メーカーの類似商品だとスチームが開始できるまで時間を要する
デメリット
- 比較的に高価な商品が多い
- プレス面が狭くタンク容量もすくないので一度に多くのアイロンがけは向かない
- コンパクトであってもタンク容量があり、やや重く長時間の使用は向かない
- コードありのためコードレスタイプよりも取り回しが悪い
- 頑固なシワや襟元などの複雑な場所は衣類スチーマーではなくプレスした方が早い
実際の写真や映像を紹介
箱から出してみる
本体の写真
実際に手で持ってみる
タンクに水が入っていない状態で持ちましたが、思ったよりも重く感じました。
付属品:アイロンスタンド
付属品:給水用の専用カップ
パナソニックの商品管理サイト(CLUB Panasonic)で商品登録
付属品で入っていた品番と製造番号の2つを使い商品登録。
CLUB Panasonicのアカウントは以前作っていたようで、そのままログインできました。
実際に使ってみる
使い方(説明書)
スチームを使いまでの準備
給水用の専用カップに水道水を入れて、本体の給水口にあるキャップを外し、
水を注ぎました。
スチームできる状態になるまで約20秒ぐらいかかりました。
類似商品と比較すると、かなり立ち上がりの時間は早いので、忙しい朝にも使えそうです。
スチームする衣類(Before)
形状記憶がないため、洗濯や乾燥しただけではシワくちゃになっているYシャツです。
スチームを出してみる
スチームした後の衣類(After)
今回はお試しで、ほんの5~10分ぐらいの時間でスチームしてみました。
横並びで比較
短い時間をスチームしただけですが、結構キレイにシワが伸びましたね。
いい感じです 😄
少しはマシになっていますが、襟元はそこまでシワが伸びてませんね。
スチームが届きにくい場所は、もっとスチームを当てる時間を増やすかプレス式アイロンでシワを伸ばす必要がありそうです。
参考情報
まとめ
- 忙しい朝の出発前、気になる部分にサッと短時間でシワを伸ばしたいときに良い
- 小型なため、大量に衣類がある場合は不向き
- 襟元など複雑な場所はプレス式アイロンとして使用した方が早いかも
- 思ったよりも重く短い時間であれば問題ないが、長時間スチームかける際は少し疲れるかも
(今回は給水をMAXまで入れたが、衣類の量に合わせて給水量を調整すべきだと思われる)
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