過去に投稿した記事でも使用したWindows OS用のパーティションソフトウェアの “MiniTool Partition Wizard” を紹介します。
この記事はPR記事(案件記事)です。
PR記事とは、当サイトが企業の依頼により執筆し報酬を得ている記事のこと。
報酬は得ているものの “忖度のない率直な意見で記事の公開が可能なこと” を条件に受けさせて頂いております。
当サイトはご覧いただく読者様の目線を最優先に執筆しているため、記事の内容にご興味がある方はご参考いただけると幸いです。
当サイトにご依頼頂いた企業様へ
当サイトのような規模の小さいブログの運営方針に合意いただきましてありがとうございます。 この場を借りてお礼申し上げます。
- Windows ユーザーの方
- 高度なパーティションのメンテナンスを行いたい方
MiniToolとは
今回紹介するソフトウェアはMiniTool(ミニツール)というカナダが本社のソフトウェアメーカーが提供している製品。
以前に同じメーカーのバックアップソフトの記事も執筆しました。
MiniTool Partition Wizardとは
読み方は「ミニツール パーティション ウィザード」。
MiniTool社が提供するWindowsシステムのパーティション管理ソフトです。
このツールでは複数のエディションで販売されているが無料版のエディションで基本的なパーティション管理が可能。
なお、今回のレビュー・検証作業は無料版のソフトウェアを使用します。
参考情報:有償エディションについて
より高度な操作を行いたい場合は下記2つの有償エディションが代表的なライセンスです。
- 年次払い(サブスクリプション契約)
- プロ版
- プロ・プラチナ版
- エンタープライズ版
- 買い切り
- プロ・アルティメット版
- サーバー版
- テクニシャン版
プロ版やプロ・プラチナ版、プロ・アルティメット版に関しては家庭向け・企業向けの使用、
それ以外は企業向けのライセンスだと思われます。
各エディションの違いは下記の公式ページに掲載されているのでご参照ください。
パーティション管理ソフトの使用用途
Windowsシステムでパーティションの拡張や縮小、移動などのメンテナンスを行う際に使用。
Windows標準の機能(ディスクの管理)でも同じような操作は可能だが、より高度なメンテナンス(たとえば、システムドライブの拡張や縮小)に関してはWindows標準機能だと対応できない。
MiniTool Partition Wizard を始めとするパーティション管理ソフトでは、おそらく「システムドライブの空き容量が枯渇」というシチュエーションで使用される頻度が高いと思われます。
無料版を実際に使ってみる
上記の使用用途でも記載している通り、システムドライブ(規定ではCドライブ)の空き容量が枯渇した環境を想定し MiniTool Partition Wizard でシステムドライブの拡張作業を実施してみたいと思います。
パーティションの拡張できる条件について
Windowsシステムのパーティションを拡張する場合は特殊な条件があります。
Windows標準機能「ディスクの管理」や「MiniTool Partition Wizard」をはじめとするパーティション管理ソフト上でシステムドライブのパーティションからみて、その左隣または右隣に位置する場所に “未割り当てのパーティション” が必要となります。
システムドライブ前後に “未割り当てのパーティション” がない環境の対応
まず最初に未割り当てをあらたに作成する必要があります。具体的な手順については環境によって異なるため簡潔に紹介することはできません。
ここではよくある環境を想定して対応方法を以下に記載します。
【よくある環境の情報】
・1つのディスク内にCドライブとDドライブのパーティションがある
・Cドライブはシステムドライブ用で使用していて空き容量は枯渇
・Dドライブはデータ保存用で使用していて空き容量には余裕がある
※ この環境はノートパソコンに多い環境だと思います。
【よくある環境における未割り当ての作成方法】
1.Dドライブの縮小
Dドライブの空き容量とCドライブに拡張したいサイズの2つからDドライブを縮小するサイズを検討。
2.(必要に応じて)未割り当ての移動
Dドライブの縮小で作成された “未割り当てのパーティション” がCドライブの前後(左隣または右隣)の位置にない場合はパーティションの移動を行う。
3.Cドライブの拡張
Dドライブの縮小で作成した “未割り当てのパーティション” を使用してCドライブを拡張。
検証環境
- OS
Windows 10 Pro
- 利用したバージョン
MiniTool Prtition Wizard 無料版 v12.8
- ディスク
1つのみ(Cドライブ・Dドライブをパーティションで別けている状態)
- システムドライブ
Cドライブ
- データ保管用ドライブ
Dドライブ
- 未割り当て領域
5GB(パーティションの位置はCドライブの右横)
実際にインストール
おつかれさまでした。インストールは完了です。
実際にシステムドライブを拡張してみる
これで問題なくシステムドライブ(例ではCドライブ)に5GB分を拡張できました!
参考文献
まとめ
実際に使用した感想としては全体的にUIがきれいで使いやすいパーティションマネージャーという印象です。おそらくですがMiniTool社の中で一番気合が入っている製品なのではないでしょうか。
欠点をあげると 「少しチープに感じる魔法のステッキのようなアイコン」 と 「インストール時に有償版がデフォルトで選択されている」という2点ぐらいでしょうか 🤔
今回、検証作業で紹介したとおり MiniTool Partition Wizard(ミニツール パーティション ウィザード) は高度なパーティションの操作が行えるソフトウェアです。基本的な機能だけ使用する場合は無料版で十分解決できると思います。言葉通り無料で使用できるので、ぜひお試しください。
補足事項:無料版のエディションで使用する場合の注意点
前述したとおり MiniTool Partition Wizard のインストーラーにあるエディション選択画面では、規定値で有償版のエディションが選択されています。
つまりインストーラーで次へを押し続けて進めてしまうと有償版をインストールしてしまいます。有償版でもトライアル期間があるため一時的に使用できますが、30日間という期限が切れると使用不可に。
こちらで紹介しているとおり無料版を導入したい場合は「無料版のインストールを続行します。」に切り替えてインストールしてください。
コメント