Microsoft 365(旧Office 365)では、ExcelやWord、Powerpointなど従来のOffice製品を使えるだけでは無く、
他にも様々なサービスが提供されています。
例えばスマートフォン(iPhone・Android)のセキュリティ対策アプリや大容量のオンラインストレージ、
ウェブ上でもOffice製品が利用可能などなど、1つの契約で出来る事が盛りだくさん!
仕事では馴染みのある方も多いと思いますが、個人利用の用途でもお世辞なく一家に一契約してもよい筆者、推しのサービスを紹介します。
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- OSに依存することなくOffice製品(*)を利用したい方
- Windows以外のOSにも対応している為、
MacユーザーやiOSやAndroidのスマートフォン・タブレットユーザーも利用可能
- Windows以外のOSにも対応している為、
- プライベートでもOffice製品を利用したい方
- インストール形式のソフトウェア・アプリの利用はもちろんの事、
ウェブブラウザでもOffice製品が利用可能
- インストール形式のソフトウェア・アプリの利用はもちろんの事、
- 大容量のオンラインストレージ(One Drive)を使いたい方
- ファイルサイズが大きい写真の保存先やデータのバックアップ先など、
様々な用途で利用可能
(アップロードした写真やビデオは契約外の他者にも共有可能)
- ファイルサイズが大きい写真の保存先やデータのバックアップ先など、
- スマホやMacのセキュリティ対策アプリを導入したい方
- iPhoneと比べると脆弱性がありマルウェアに狙われやすい
Androidユーザのセキュリティ対策の強化としてもオススメ - iOS版やMac版も提供されているのでAppleユーザーにもオススメ
- iPhoneと比べると脆弱性がありマルウェアに狙われやすい
- 最新のMicrosoftのソフトウェア・アプリを触りたい方
- 常に最新版のソフトウェア・アプリで新機能をいち早く体験可能
- 追加課金なく新規提供されるソフトウェア・アプリの使用が可能
*Office製品:Word・Excel・Powerpointなどを指す
2024年10月2日にリリースされた「Office 2024」に伴い、買い切り製品の比較対象をOffice 2021 から Office 2024 に変更しました。
Microsoft 365 とは
Microsoft 365「マイクロソフト サン ロク ゴ」(旧:Office 365)は、
Microsoft が提供するOffice製品のサブスクリプションサービスです。
公式動画:Microsoft 365サービスの紹介
わかりやすくMicrosoft 365(旧Office 365)サービスの紹介しています。
また、動画では従来の買い切りプランについても触れられており、簡単に違いを理解できます。
【Microsoft 365とは】3分でわかる魅力
【Microsoft 365とは】Office(従来の買い切り型)と何が違うの?
Microsoft 365 – サブスクリプション
今回の記事で紹介するサービス。
2025年4月現在、個人または家庭向けに4つのプランが提供されています。
- Microsoft 365 Free(無料版)
いまのWindows OSではMicrosoftアカウントとの紐づけが必須となっているので、
Windows OSユーザーであれば制限付きでMicrosoft 365の利用する事が可能です。- 1人用
- 5GBのクラウド ストレージ
- Web、iOS、Androidで動作
- Web 版とモバイル版の Word、Excel、PowerPoint、OneNote、OneDrive やその他のアプリ
- 広告付きの Outlook メール/カレンダー
- Microsoft 365 Basic
主にOne Driveだけ利用したいユーザーの最小構成。- 1人用
- 複数のデバイスで同時に使用可能
- Web、iOS、Androidで動作
- 100GBの安全なクラウド ストレージ
- OneDrive の写真やファイルをランサムウェアから保護
- 広告なしの安全な Web 版およびモバイル版の Outlook メール/カレンダー
- いつでも必要なときに利用できるサポート
- Microsoft 365 Personal
有料のサブスクリプションプラン。プランの詳細は後述のプラン一覧にて。
- Microsoft 365 Family
有料のサブスクリプションプラン。プランの詳細は後述のプラン一覧にて。
このうち、何が実現できるかわかりにくい Microsoft 365 Personal と Microsoft 365 Family 2つのサブスクリプションのプランを対象に比較していきます。


Microsoft Office – 買い切り
参考までに従来通りの一度購入すると、
永続的に利用可能(ただし、アップグレードは不可)な買い切り型のプランも2つ提供されています。


プラン一覧
今回、比較対象となる個人向けのサブスクリプションプランは下記の通りです。
- 1ユーザ向け:Microsoft 365 Personal(パーソナル)
- 家族向け :Microsoft 365 Family (ファミリー)
ここではサブスクリプションの2プランと従来通りの買い切り型の2プラン、
合計4つのプランを比較してサービス内容を紹介します。
プラン
Microsoft 365 Personal
(サブスクリプション)
Microsoft 365 Family
(サブスクリプション)
Office Home 2024
(買い切り)
ユーザー
1ユーザーのみ
(台数は無限)
6ユーザーまで
(台数は無限)
Windows OS か Mac OS のどちらか1台
Windows OS か Mac OS のどちらか1台
料金
引用元:Microsoft公式サイト
*2025年4月現在の料金を記載
21,300円/年
27,400円/年
34,480円
(1回限りの購入)
43,980円
(1回限りの購入)
対応OS
*ご購入の際は製品ページより詳細な対応OSをご確認下さい。
- Windows OS
- Mac OS
- iOS (iPhone/iPad)
- Android OS
- Fire OS
- Windows OS
- Mac OS
- iOS (iPhone/iPad)
- Android OS
- Fire OS
- Windows OS
- Mac OS
- Windows OS
- Mac OS
サービス内容
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
- OneDrive
(1TB) - Microsoft Defender
- Microsoft エディター
- Clipchamp
- Microsoft Teams
- Access
(Windows PCのみ) - Microsoft Forms
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
- OneDrive
(最大6TB) - Microsoft Defender
- Microsoft エディター
- Clipchamp
- Microsoft Teams
- Access
(Windows PCのみ) - Microsoft Forms
- Microsoft Family Safety
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
最新版へのアップデート
- 契約期間中に限り
- アップグレード可能
- アップデート可能
- 契約期間中に限り
- アップグレード可能
- アップデート可能
- サポート期間中(*)
- アップグレード不可
- アップデート可能
- サポート期間中(*)
- アップグレード不可
- アップデート可能

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Microsoft 365 Personal
プラン
Microsoft 365 Personal
(サブスクリプション)
ユーザー
1ユーザーのみ
(台数は無限)
料金
引用元:Microsoft公式サイト
*2025年4月現在の料金を記載
21,300円/年
対応OS
*ご購入の際は製品ページより詳細な対応OSをご確認下さい。
- Windows OS
- Mac OS
- iOS (iPhone/iPad)
- Android OS
- Fire OS
サービス内容
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
- OneDrive
(1TB) - Microsoft Defender
- Microsoft エディター
- Clipchamp
- Microsoft Teams
- Access
(Windows PCのみ) - Microsoft Forms
最新版へのアップデート
- 契約期間中に限り
- アップグレード可能
- アップデート可能
Microsoft 365 Family
プラン
Microsoft 365 Family
(サブスクリプション)
ユーザー
6ユーザーまで
(台数は無限)
料金
引用元:Microsoft公式サイト
*2025年4月現在の料金を記載
27,400円/年
対応OS
*ご購入の際は製品ページより詳細な対応OSをご確認下さい。
- Windows OS
- Mac OS
- iOS (iPhone/iPad)
- Android OS
- Fire OS
サービス内容
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
- OneDrive
(最大6TB) - Microsoft Defender
- Microsoft エディター
- Clipchamp
- Microsoft Teams
- Access
(Windows PCのみ) - Microsoft Forms
- Microsoft Family Safety
最新版へのアップデート
- 契約期間中に限り
- アップグレード可能
- アップデート可能
Office Home 2024
プラン
Office Home 2024
(買い切り)
ユーザー
Windows OS か Mac OS のどちらか1台
料金
引用元:Microsoft公式サイト
*2025年4月現在の料金を記載
34,480円
(1回限りの購入)
対応OS
*ご購入の際は製品ページより詳細な対応OSをご確認下さい。
- Windows OS
- Mac OS
サービス内容
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
最新版へのアップデート
- サポート期間中(*)
- アップグレード不可
- アップデート可能
Office Home & Business 2024
プラン
ユーザー
Windows OS か Mac OS のどちらか1台
料金
引用元:Microsoft公式サイト
*2025年4月現在の料金を記載
43,980円
(1回限りの購入)
対応OS
*ご購入の際は製品ページより詳細な対応OSをご確認下さい。
- Windows OS
- Mac OS
サービス内容
- Word
- Excel
- PowerPoint
- OneNote
- Outlook
最新版へのアップデート
- サポート期間中(*)
- アップグレード不可
- アップデート可能
*サポート期間:初リリースから最低5年
どのプランを選択すべきか
利用する用途によって最適なプランは変わるので、万人におすすめできるというプランはありません。
ここでは、私が考えるケースごとにお勧めするサービスを紹介することで、判断材料にして頂ければと思います。
サービス内容
利用可能なソフトウェア・アプリ
Microsoft 365ではWindows OSやMac OSに従来通り、インストール形式のソフトウェアが利用できます。
また、Web版の利用やモバイル版(スマホ・タブレット)も利用可。
下記にソフトウェア・アプリの一覧表を記載していますので、ご参考にどうぞ。
なお、Windows OSでOffice製品をインストールする際は、標準インストールされているMicrosoft 365アプリ経由でインストールするか、
Microsoft 365ポータルにログインして「Officeのインストール」でご自身の環境にインストールする事ができます。
名前 | アプリ | コメント |
---|---|---|
Word | iOS版 / Android版 Mac版 | |
Excel | iOS版 / Android版 Mac版 | |
Outlook | iOS版 / Android版 Mac版 | |
PowerPoint | iOS版 / Android版 Mac版 | |
Access | スマホアプリなし | Windows PC のみ |
Microsoft Teams | iOS版 / Android版 | |
OneNote | iOS版 / Android版 Mac版 | |
Microsoft Defender | iOS版 / Android版 Mac版 | Mac版は、Mac App Storeにはなく 直接インストーラーをダウンロードが必要。 |
Clipchamp | iOS版 / Android版 | |
Microsoft エディター | iOS版 / Android版 | |
Microsoft Family Safety | iOS版 / Android版 | Familyプランのみ |

私がよく利用するメインどころのソフトは下記5つですね。
・Word
・Excel
・Outlook
・PowerPoint
・OneDrive
セキュリティ対策
前述でも紹介している通り、スマホ(スマートフォン)のセキュリティ対策として、「Microsoft Defender(旧:Windows Defender)」が利用可能です。
Windows OSのパソコンでは、Microsoft Defenderが標準搭載されていて無料で利用できますが、スマートフォンのMicrosoft Defenderアプリに関しては、Microsoft 365の契約期間中であることが利用条件。
もし、Microsoft 365の目的がWindows OSのセキュリティ対策という事であれば、わざわざMicrosoft 365を契約する必要はありません。
Microsoft Defenderの評判
近年、Microsoft Defenderの評価が上がっています。
パソコンやスマホの利用範囲が個人の方はMicrosoft 365契約するのであれば、他のウィルス対策ソフトを購入する必要はありません。
Microsoft Defenderに関する記事とドイツのセキュリティ研究機関(AV-TEST)による評価結果の記事を載せておきますので、ご参考にどうぞ。
参考情報:悪くないMicrosoft Defender
参考情報:研究機関による各ウィルス対策ソフトの評価
ウィルス対策ソフト
評価結果のリンク(*)
Microsoft Defender
👆 2015年6月から評価が上がり他のウィルス対策ソフトと比べてもスコアが良く遜色ありません。
ESET
McAfee
Trend Micro
Norton(シマンテック)
Kaspersky
メリット・デメリット
つぎに私が考えるMicrosoft 365を契約するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
- Microsoft 365では1契約するだけで安く複数のサービスが利用可能
*Office製品やオンラインストレージ、スマホのウィルス対策ソフトなど、 個々で購入や契約すると高額になってしまう
- 常に最新のソフトウェア・アプリが利用可能
- 追加の課金なく新規提供されるソフトウェア・アプリがある
*不定期で新規ソフトウェアやアプリが提供されています。
新規ソフトウェアの提供は確約はできませんが、過去の実績から今後も提供されるものと思われます。
- すべて同じメーカー(Microsoft)で契約を固められるので管理しやすい
デメリット
- すべてMicrosoftの製品で固めているのでインフラで障害が発生してしまった場合に大きな影響を受ける可能性あり
*英語のみですが最新のシステム状況をツイートしています。
公式X – エックス アカウント(旧:Twitter)
- 他メーカーの類似サービスに変更したくなった場合、契約期間が長ければ長いほど切り替えづらくなってしまう
*オンラインストレージに大量のデータを保存している場合、
データ移行に時間がかかる為、一度契約すると切り替えづらい。
- サブスクリプションの価格改定が発生した場合、改定に従うしかない状況となりやすい
*今回、紹介している個人向けのプラン、PersonalやFamilyの価格改定は現在まで発生していないようですが、
法人向けのプランでは価格改定は発生しているようです。
(2023.7.25追記 残念ながら個人向けプランのPersonalとFamilyでも価格改定があり値上がりしてしまいました😥)
(2025.1.17追記 さらに値上げがありました。)
- 提供されていたサービスが急に廃止となる可能性あり
*現在までMicrosoft 365で廃止となったサービスはないようですが、世間一般の評判が悪ければ廃止となる可能性は十分にあります。
以上が私が考えるMicrosoft 365のメリットとデメリットでした。
すこし脱線します。Microsoft サービス全般に言えることですが、正式名称が頻繁に変わります。
例えば過去に下記のような変更がありました。
- Officeスイートのサブスクリプション サービス名
- Office 365
↓ - Microsoft 365
- Office 365
- オンラインストレージ サービス名
- Sky Drive
↓ - One Drive
- Sky Drive
- 標準セキュリティソフト名
- Windows Essentials(エッセンシャル)
↓ - Windows Defender
↓ - Microsoft Defender
- Windows Essentials(エッセンシャル)

近年のMicrosoftは名前に「Microsoft」となるよう名称を変更しているようですね。
もしかすると今後、オンラインストレージの「One Drive」も「Microsoft Drive」になるかもしれませんね😂
私の利用シーン
私は「Personalプラン」をAmazonで購入し契約しています。

利用しているデバイスは合計6台。
内訳はパソコン1台とノートパソコン2台、iPod1台、iPad1台、Androidスマホ1台です。
Microsoft 365のデバイス数は無制限の為、どのデバイスでもサービスを利用できるのは便利でお得感がありますね。
特に1TBのオンラインストレージOne Driveの利用頻度が高く、
デバイス間のデータ連携やスマホで撮影した写真やビデオを家族に共有するなど様々な場面で活用しています。
更新手続きの詳細
私はAmazonで1年間のオンラインコード版を定期的に購入しています。
1年間の契約が切れる前には、しっかりメール通知があり知らない内に契約が切れてしまう事はありません。
*こちらの方法で現在の契約期間を確認する事ができます。
万一、契約が切れた場合でも即刻、利用不可とはなりません。
契約切れから利用停止まである程度(約1か月)の猶予があるので、余裕を持って更新手続きが可能。
また、契約途中に追加で1年間のオンラインコードを購入した場合でも、しっかり延長してくれます。
契約中でも購入すると延長してくれるということは、Amazonセールで安くなった Microsoft 365 を狙って購入すると、コストパフォーマンスが良いでしょう。

まとめ
- Microsoft 365は1契約でサービスが盛りだくさん
- オンラインストレージのOne Driveやセキュリティ対策のMicrosoft Defenderが便利
- 更新手続きは少し手間だがAmazon経由の購入が一番安い
*Amazonのセールを狙うと、より安く購入可能


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