こちらの記事でも紹介している通り、2021年1月にパソコンを自作しました。
当時、私が自作する上で考えていた自作する事のメリットとデメリット と PCパーツの選び方 をメインテーマに紹介していきます。
これから自作してみたい方などの参考にどうぞ!
- 初心者の目線で経験談を知りたい方
- 自作するメリットとデメリットを知りたい方
- PCパーツ選びで重要なポイントを知りたい方
自作するメリットとデメリット
何を目的・ゴールとするかによって、パソコンを自作する良し悪しは変わります。
今回、この記事では一般的に良いとされる
「良いスペックのパソコンを安く購入し、届いたらすぐに使える」という3点に着目して、
自作のメリットとデメリットを考えました。
自作するメリット
最初に腰を折るような話となってしまいますが、私は「 良いスペック・安く購入・すぐ使える 」という、
3点だけで評価すると、パソコンを自作するメリットないと思っています。
一般的な評価からみると異質な自作パソコンですが、最初になぜ自作パソコンを作るメリットがないと考えているか理由を記載します。
なぜパソコンを自作するメリットがないのか
十数年前の自作パソコンでは、価格を安くおさえて良いスペックのパソコンを組み立てる事ができましたが、
今は価格面でのメリットはありません。
ただ単純に安く良いパソコンを購入したい方は、
毎年開催する大手パソコンメーカー(Dell/HPなど)の3月や9月などにある決算セールで安く購入できます。
メーカーのような決まった形のパソコンではなく自分好みにオーダーメイドしたい方についても、
BTOパソコンを選択する事で性能面や価格面でも十分に満足のいくパソコンが手に入ると思います。
これまでの通り、今はパソコンメーカーやBTOパソコンで事足りるので、自作するメリットはないと言ってよいと考えます。
前提となっている評価基準3つから外れてしまいますが、メリットをあげるとするならば、
- 自己満足
のみだと思います。
後述で、この自己満足について詳しく説明します。
代表的なパソコンメーカー
- Dell(デル)
- HP(ヒューレット・パッカー)
- Microsoft(マイクロソフト)
- SONY(ソニー)
- Lenovo(レノボ)
- 富士通
- NEC(エヌ・イー・シー)
- dynabook(ダイナブック)|SHARP(シャープ)
代表的なBTOパソコンのメーカー
- パソコン工房
- Dospara(ドスパラ)
- TSUKUMO(ツクモ)
- マウスコンピューター
- Sycom(サイコム)
- STORM(ストーム)
- パソコンショップSEVEN
- FRONTIER(フロンティア)
- アプライドネット
- VSPEC(ヴイスペック)
- PCワンズ
- PC-take
自作するデメリット
逆にパソコンを自作するデメリットを上げていくと
- 自作の作業工程を勉強する時間を確保する必要あり
- 問題があった場合、調べる時間を確保する必要あり
- 問題があった場合、原因不明で完成しない可能性あり
- 問題があった場合、追加でパーツを購入する可能性あり
- 組み立て中にパーツを壊した場合、追加でパーツを購入する可能性あり
- 組み立て後も問題があった場合、自力で解決する必要あり
といった通り数多くのデメリットあります。
メリット「 自己満足 」について
以上の内容からわかる通り、
資金や時間、ある程度の知識が必要となる為、自作パソコンは敷居が高いです。
ここまで多くのデメリットをあげましたが、自作パソコンで面白いのは「 自己満足 」を満たせることです。
理想のパソコンを作る為のパーツ選びの試行錯誤しても楽しく、
問題があった時はマニュアルやネットの情報を徹底的に調べる必要がありツライと感じる時もありますが、
解決した時に何とも言えない達成感や満足感があります。
そうなんです。自作パソコンは一般的な基準では測る事のできない、ものづくりの楽しさがあります。
これまでに紹介したデメリットを理解した上でも、自己満足(+ものづくりの楽しさ)というメリットに強く惹かれている方は、
自作に向いているかもしれません。
ぜひ、「 やってみたい! 」という気持ちを大切にして、ぜひチャレンジしてみてください。
知人に自作経験がある方がいるのであれば、相談してみるのも良いですね。
私が自作に初挑戦した際、マザーボードのジャンパーピンを、
ただの蓋だと思って全て捨ててしまいました😭
組み立てた後、パソコンが動かなかったので友人に相談した所、
ジャンパーピンが重要なパーツであることを知りました。
苦い記憶です💦
わたしの自作経験
過去、1度だけ自作の経験があります。今回が2度目の挑戦となりました。
初めて自作した時は現代のようにインターネットに詳しい情報は集約されていませんでした。
自作の初挑戦した時、パーツ同士の相性問題などの重要な情報も少なかったことから、
自作パソコンの雑誌に紹介されていた構成通りに組み立てました。
このように私は初心者に毛が生えた程度で、ほぼ経験なかったのですが、
自作系YouTuberの動画に触発され、今回久しぶりに自作してみました。
PCパーツの選定で考えたポイントや発生した問題など初心者の目線で紹介できるかと思います。
実際に作る予定がない方でも興味があれば覗いて下さい。
PCパーツ選びのポイント
世の中にはたくさんパーツが出回っており、やみくもに選んでよい訳ではありません。
私が自作する前にまず考えたパーツ選びで重要なポイントは下記の通りです。
パーツ選びで優先したポイント(上に行くほど優先度:高)
- 予算はPCパーツを「約30万」までに設定
- 選定したパーツの組み立て方法がYouTube動画で詳しく紹介されていること
*特に組み立てるうえで重要なPCケースとマザーボードの動画を重点に調べた。
- 使用用途を「デスクワーク/高負荷ゲーム/動画編集/配信」など、
やろうと思えば何でもできるパソコンであること
- 極力LEDの少ないパーツを選定すること
*LEDがあってもワンポイントのみ
- 同等なスペックでパーツ選びに迷った際は、デザイン重視で選択すること
このなかでも重要なポイントと思っているのは
「選定したパーツの組み立て方法が、YouTube動画で詳しく紹介されていること」です。
当たり前の話ですが、
パーツを買っても組み立てられないのであれば、ただの置き物になってしまいます。
組み立てる中でも重要なパーツ、PCケースとマザーボードは、しっかりとYouTube動画を見て、
下調べする事をおすすめします。
自作経験がない方へのススメ
自作経験がない方は、
- ご自分の使用用途やパーツの選定基準の近い人を真似る(参考にする)
という方法が効率が良くオススメです。
パーツ構成を参考するのがYouTuberの方であれば、
おそらく、購入したパーツの解説 と パソコンの組み立て手順 も紹介されているので、かなり参考になります。
まずはYouTubeの動画を調べる事で、ご自身のパーツ選びの判断材料として下さい。
*今回、私の自作工程は撮影していません。今後、また挑戦する機会があれば撮影してみようと思います。
パーツ構成を真似るメリット
- パーツ同士の相性問題が発生する可能性が低い
- 相性問題などの可能性が低い為、追加費用も発生しにくい
- 作業工程が解説されている場合、組み立て時の参考となる
*この記事では作業工程の解説はありません。
私も初めて自作した時、
雑誌の構成をそっくりそのまま真似て作りました🔨
オススメの自作系YouTuber
ご自身の使用用途やパーツ選定基準、予算などから、あなたに合う動画をYouTubeなどSNSで探してください。
わたしが個人的にオススメするYouTubeチャンネルは下記のとおりです。
チャンネル名 | 内容 |
---|---|
吉田製作所 | 自作PCに限らず家電やDIYなどの商品レビューも取り組んでいるYouTuber吉田さんのチャンネル。 企業からのPR(いわゆる案件動画)は、すべて断っているようで、 購入した製品の感想を赤裸々に紹介してくれます。 他のYouTuberの方が発言しにくいデメリットを多く発信してくれます。 |
散財TV なおしま | ガジェット系がメインですが、 自作PCの動画もたくさんあるYouTuberなおしまさんのチャンネル。 さまざまな企業とコラボされているので多種多様な商品を知る事ができます。 この方もメリットだけでなく、しっかりデメリットも発信してくれるので、 新しいジャンルやカテゴリの商品を購入する際、参考になります。 |
ともヤシ | 自作パソコンに特化した動画のYouTuberともヤシさんのチャンネル。 副業でYouTube動画を作っているようなので動画のアップロード頻度は低いですが、 毎回、動画作成のテーマがはっきりしていて情報も簡潔にまとまっているので、 非常に見やすい動画が多いです。 自作の組み方などはこの動画でも勉強しました。 |
一つひとつ、チャンネル名や動画のリンクなどはメモはできていませんが、
各パーツの製品名で検索すると海外のYouTuberの方が、
そのパーツを使って組み立てている動画もかなり参考にしました。
いまは参考になる動画もたくさんあって、
かなり良い時代だっピ😇
今回自作したパソコンの構成
まとめ
- 自作パソコンは、一般的な基準で評価するとメリットがない
- お金や時間に関わるデメリットが多い
- 自己満足だけでも、ものづくりはすごく楽しかった
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